2015.3.30撮影**実家のリビングにて**
母と私は、メープルをただただ見守ることしかできませんでした。
とにかくU先生の訪問を今か今かと待ちわびました。
深夜1:30を廻ってもなかなかU先生は到着しません・・。
きっと前の子が長引いてしまったんだ・・。
こんな深夜に一体どれだけの飼い主さんが
愛犬の体を抱きしめながら、
不安な気持ちで診療を待ちわびていいるのだろう・・。
私もこんなに心不安な夜を過ごしたのは初めての経験でした。
その時、ピンポーン!とインターフォンが鳴りました!
あぁ!先生が到着してくれた・・!!!
” お待たせしました!! ”
U先生は大きな荷物と治療器具を抱え私たちの元に駆け付けてくれました。
はじめてお目にかかるU先生は、
30代半ばでしょうか。深夜の緊急往診という仕事の使命感に溢れ
何と言ったらよいか・・通常の動物病院の先生にはない何かを感じました。
おそらく深夜の応急治療という、常に命と向き合い、
時にはギリギリの緊急な状況に対応してきた
そういった体験で培われた、研ぎ澄まされた判断力と
過信はしない自信・・というものを、私は感じたのかもしれません。
そして、この状況を先生に託そう!という気持ちを持たせてくれました。
U先生は、決して1分も無駄には出来ない。という緊迫した中、
メープルの状態を診ながら、的確に診断を進めて行きました。
2015.7.13撮影**実家のベランダからの夕焼け**
0コメント