2012.3.15撮影**友人と行ったDogCafeにて**
U先生はメープルの全体の様子を診ながらエコーの準備をはじめました。
私は先生にS動物病院でのメープルの所見を伝え、レントゲンの写真を見せました。
水は、おそらく心臓の周りに溜まっているといわれていましたが、
U先生は慎重にエコーでメープルの心臓と肺の周りの様子を診ていました。
先生はとてもけわしい表情でエコーを繰り返し確認していました。
”う~~~ん、、 水がたまっているのが心臓の周りなのか、肺の周りなのか、、、
とても判断が難しい・・”と何度も何度も確認を繰り返していました。
とにかく、心臓の周りに針を刺し、水を抜くという処置は大変難しい処置で、
経験の豊かな先生に担当してもらえずに、針を刺す場所や処置が上手く行かない場合、
そのまま命を落とすことになりかねない危険を伴う処置だと聞いていました。
U先生は確認を何度も何度も重ねたのちに、
”・・肺ですね。肺の周りです・・!!”
と言って診断を定め、メープルの体から水を抜く準備をはじめました。
そして、”ご心配はされず大丈夫です。僕はかなりの数を経験していますが、
一度の失敗もありません。大丈夫です。”と
緊迫した状況の中でそれは真摯な眼差しで、心強い言葉をかけてくれました。
それは、本当に本当に勇気づけられた言葉でした。
U先生はそう言った後、
私にメープルの体の押さえる手伝いをしてほしいと押さえ方を指導し、
”しっかり押さえていて下さい・・!!”
と言って、メープルの肺の近くに針を刺しました。
私は天に祈る気持ちでメープルの体を押さえました。
2012.10.12撮影**代官山のイベント会場にて**
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